セネガルで暮らしながら

アフリカでのささやかな日々の中、ふと思ったことを書いています

最近の出来事といえば

自宅兼職場に、空き巣が入ったことです。

ここはセネガルです。

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何気ない日常のなか、日本ではあまり起こらないことが平然と起こる。平和ボケしていたと反省し、もういちど気を引き締めたところだ。(私は無事だったけれど、同居している人の部屋がやられた。直接被害にあっていたら、心はもっとぐちゃぐちゃだっただろう)

セネガル在住の日本人は、聞いた限りではその多くが被害(や未遂)にあっている。日本以外の外国人に範囲を広げても、やっぱり同じ。やられていない方が珍しい。外国人は、本当によく見られている。こちらとしては何気なく道を歩いているつもりでも、人々の目にはしっかりとまっている。

犯人は誰か、疑い出したらきりがない。いくらでも考えてしまうのを我慢して、外からでも目に見えてわかるよう、厳重な対策を施した。次の被害を防ぐことに力を注ぐ。聞くところによると、泥棒は、一度入った家にもう一度入るそうだ。一度盗みに成功した家をまた漁りたくなるのは、自然なこと、、なのだろうか?そんな自然、わからない。あんなにひどいありさまにして、それをまたしようという気持ちは、わからない。

この夜のどこかにその泥棒はいて、それを恐れる人もいて、この世はまるでパズルのピースのようにぴったりしっかりできている。その悲しさややるせなさを抱えながら、それでも今日を、明日を、生きていかなければならない。

盗むためではなく、仕返しをするためでもなく、まっすぐに自分の時間を歩んでいきたい。

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だいぶ気持ちが落ち着いたので、ようやく書けました。

 

それでも朝はやってくる