私の人となりが
木漏れ日の陽の落ちるように
人々を静かにあたためますように
私の在り方が
ただそこにある花のように
誰の意識にも止まらない
ささやかな風景でありますように
視界の隅にうつるとるにたらない風景、
でも本当の風景でありますように
なくてもよいもの、でもあるから在るもの
そういうもので私はありたい
直視できない太陽のように
見えないけれどあるもの
人々を照らし、草木を育てるもの
そういうもので在れますように
(「祈り」)
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たまには、つくった詩でも。