セネガルで暮らしながら

アフリカでのささやかな日々の中、ふと思ったことを書いています

ゆったり

少しだけ立て込んでいた最近、ようやく一息ついた。

仕事で忙しくするのは、精神にとってとてもいい。自分がいきいきするのがわかる。忙殺されるのはお断りだけど、小さくても達成感のあるタスクを定期的に作るのには賛成だ。たまに、ほどよく、がちょうどいい。

気づけば4月も後半だ。ダカールは数日前から急に暑くなってきて、涼しく過ごしやすい季節もほとんど終わったようだ。ここからは暑い暑い半年間、気候に合わせて身体の声をきき、無理のないようやっていきたい。

日々自分を観察していると、心の状態がいろいろに変化することがわかる。なんだか書きたくない、読みたくない、話したくない、でも何がしたいかわからない、何か忘れているような気がするときがある。だけどどういう心の状態であっても「たぶんこれは一時的なもので、すぐ変わるぞ」と思うようにしている。その時の自分にできそうなことをコツコツとやっていれば、うっそうとした森から抜けられる時が必ず来る。

自分のことを、定期的に振り返る。先日も書いてみたら、日常のコマでふっと浮かんだのに消えていたことが、次々に出てきた。そうそう、自分をこういう風に変えたいんだ、こうなりたいんだ、毎日いくつも思っているのに、忘れていたことが案外多い。自分の癖や慣れを変えるのは簡単ではないけれど、大切なのは少しでも意識することだと思ってやっていこう。

最近日本から来た人が私をみて、ゆったりしていると言った(言ってくれた)。ゆったり、そうなのだろう。自分のことは自分ではわからないけれど、そうなのだろう。どのみち私にとってはそうであってもなくても同じで、自分の心地いいようにやっていたらこうなっていたまで。

みんな自分が生きられるようにしか生きられないんだもの。それぞれが、自分に変えられる範囲のことを、すこしでも良くしていけたらいいなあ、とゆったり思っている。

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