セネガルで暮らしながら

アフリカでのささやかな日々の中、ふと思ったことを書いています

ベンチに座る

今日も朝が来た。一日が始まる。

 

数週間前から、「朝ドリンクを片手に家の前のベンチに座る」という習慣を始めた。

何かを考えたり、何も考えなかったり。

道行く人をみたり、鳥の声を聴いたり。

風を感じたり、蚊に刺されるまま放っておいたり。

 

特に何でもない習慣に思えるけど、私にとって大切な変化が起きている。

・心の声がよく聞こえるようになった。

・自然の移り変わりをはっきり感じられるようになった。

・時間的、空間的、精神的な余裕を実感できる。

・いろいろな言葉が降ってくる。

・新たにやりたいことが浮かんでくる。

…すべてがベンチ座りのおかげかわからない。が、どうであれ、私はこの意味のない空白の時間が気に入っている。

 

よく「セネガルで何もしていません」と人に言うけれど、事実こんな感じです。

ベンチに座る習慣のことをブログに書いている。

でも、そんな自分のことが嫌いではない。むしろ好きだと思っている。

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