「一日一日を丁寧に生きること」
これが私のセネガル生活のテーマだ。
仕事や何かのプロジェクトにまい進することも必要だけれど、結局どこにいてもどんなことをするにしても基本はこれだと思う。
真面目で説教じみた意味ではなくて、ただひたすら日々を「生きる」。
生(せい)を実感する暮らしといってもいいが、自分の身体や心の声をよく聞いて、無理をしないこと。
これって案外簡単なようで、初めは意識しないと難しい。
これからいろいろな活動をするけれど、いつもぶれず、日常を淡々とやっていきたい。
人生の幸せは、このあたりにヒントがあるのだと思う。
到着して半月、セネガルの環境にはあっという間に慣れた。
前回いたのは4年前だったけれど、案外忘れないものだ。
一方で、言葉には少し苦戦している。
ここでは基本的にフランス語と現地のウォロフ語を使うのだが、前回帰国してからほとんど話すことがなかったので、到着してすぐは違和感があった。
基本の会話はだいぶ戻ったものの、仕事で使うフランス語はもっと伸ばさないと、と思う。セネガル人の友達や職場のスタッフとたくさん話そう。
実は、今回の渡航に合わせて日本から親友が来てくれていた。
初海外でセネガルを選んでくれた彼女は、洗礼ともいえる体調不良も乗り越え、楽しんでくれた。
(リゾート地にて)
(アフリカ大陸最西端)
(海辺は貝がおいしい。どっさり入って2400円くらい。)
今回わかったけれど、日本の人へのセネガル案内は面白い。
その人がアフリカやセネガルでやりたいことをよく聞いて、プランを組み、思い思いに楽しんでもらう。それで笑顔になってくれたら、私が嬉しい。
また誰かが来てくれたときには、やってみよう。