セネガルで暮らしながら

アフリカでのささやかな日々の中、ふと思ったことを書いています

師走のセネガルと支援物資

最高気温32℃、最低気温23℃、湿度30%

12月10日、師走のセネガル。 気候変動の影響かはわからないけど、この時期にしては例年より暑いそうだ。

あいかわらず昼間の日差しは刺すように強い。それでも湿度は大幅に下がったので、ここ数か月のじめじめした暑さに比べるとかなり過ごしやすくなった。夜は水シャワーがひやっと感じられるようになり、最近ついに掛布団を使い始めた。

f:id:yuki03816:20231210204533j:image

12月なのにこの気候というのは、なんだか変な感じだ。日本の年末のようなクリスマスや年越しムードがほとんどない、半袖の12月。

しいて言えば、フランスやアメリカ系の施設などでクリスマスマーケットが開催されたり、スーパーのおもちゃコーナーがプレゼント用で充実してきたこと。キリスト教徒の友人が、25日はたくさん飲むぞ~と楽しみにしていること。…くらいだろうか。

年末感でいえば、町中で爆竹がパンパン炸裂している。地元の子供たちが、12月~新年にかけて遊ぶのだそう。これがセネガルの年の瀬の音だ。

こういう感じなので、日本人としてセネガルに暮らしている分には年越しの実感はわかない。どうしても、年越し=寒いという感覚が私たちにはインプットされている。セネガルにいるからこそ、あの寒さが日本の年末を盛り上げていたことに気づく。

 

日本から支援物資が届いた。数か月間こちらに滞在する方にお願いして持ってきてもらった、お菓子、お菓子、お菓子。セネガルに来る人に「何かほしいものある?」と聞かれたとき、日用品以外で頼みたくなるのは決まって食品だ。こちらで手に入らない日本の味は、リストの優先順位が高くなる。

セネガルに移住して半年、日本のお菓子のありがたみもひとしおだ。大切に食べよう。

f:id:yuki03816:20231210204445j:image

f:id:yuki03816:20231210204556j:image