日本はそろそろ春の気配が感じられるようになっただろうか。
セネガルは一年で一番涼しい時期の真っ只中、夜だけ少し肌寒い。
変化の大きかった1、2月を乗り越え、暮らしに余裕が戻ってきた。生活習慣、心の動きに気を配れるようになって、自分を大切にできている実感がある。
最近のお気に入りは、玄米入りご飯や全粒粉のパン。もともと雑穀系がすきなのと、食べた後身体の調子がいい気がするので、食事に取り入れている。
セネガルは、旧フランス植民地だった名残?でバゲットが定着している。町にはチェーン店から個人経営までたくさんのパン屋さん。初めはどこのものでも関係なく食べていたけれど、次第にチェーン店のパンの薬みたいな味が気になりだした。最近は、個人経営のパン屋さんから週一回、全粒粉や小麦ふすまのパンを買うのがささやかな楽しみだ。
それ以外、基本は米食。玄米(雑穀米)をスーパーのBIO食品コーナーで見つけて、ときどき白米に混ぜて炊いている。値段が少し高いので、炊いた日はちょっとした特別感。大好きなプチプチの触感をじっくり味わう。
外国人も多いし身体に気を遣う人が増えてきているので、こういう食材を見つけるのにはセネガルでも案外苦労しない。
気が向いたときに、ふらりと生活に取り入れる。